4本値とは、1日や1週間といった期間の
・最初に売買が成立した値段
・その期間の中で一番高かった値段
・その期間の中で一番安かった値段
・その期間の一番最後に売買が成立した値段
の4つの値段を示すものです。
それらの各値段はそれぞれ
”始値(はじめね)”(寄り値)
”高値”
”安値”
”終値(おわりね)”(引け値)
と呼ばれています。
そしてその期間の間売買が成立した株数を示すのが”出来高”です。
出来高が大きければ株の売買が活発に行われたということになります。
なので出来高は市場のエネルギーを測るモノサシともいわれます。
そのほかに、株を買った人から売った人に渡った代金を合計した
”売買代金”からも市場のエネルギーを測ることができます。
新聞の株式欄には、業種ごとに区切りがあって、
各銘柄について前日の”始値”、”高値”、”安値”、”終値”の4本値が書かれています。
その隣には、前日比(前々日の終値と前日の終値を比べた差)が書かれています。
さらには1日に成立した株数が売買高として出ています。
株式投資に縁がない人からしてみれば、
新聞の株式欄ほどつまらないページはないかもしれませんが、
株式投資を始めれば、このページが新聞の中で
一番おもしろいところになるのではないでしょうか。
毎日同じ銘柄を見ていれば、株価の動きが変わってきたとか、
売買高が増えてきたといった変化を察知することができます。
全銘柄をくまなく見る必要はありませんが、
注目している数銘柄だけでいいので毎日チェックしてみてはいかがでしょう。